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製作日記 その3 「シンシア・愛する人」 (1) 手描き風エフェクト(AnimEffect)

16:24

この間upした動画



たくさんの視聴とマイリス登録、ありがとうございます。提供までしてくださる方がいて、とても驚いています。本当にありがとうございましたm( _ )m


今回はこの動画製作の際に用いた、nmlPの手描き風エフェクト・AviUtlプラグイン「AnimEffect」について書きたいと思います。


このプラグインの存在は、



を見て知りました。今作ではこの動画で紹介されている追加機能のモード=5でエフェクトをかけています。

このプラグイン、実際に使ってみるとわかるのですが、パラメーターの数がかなり多いです。

製作日記3-1 AnimEffect設定画面


しかし、これらのパラメーターのうちの多くは輪郭線の描画に関係するもので、ライン描画をしなかった今回、調節したパラメーターは、モード、VFlag、更新間隔、拡大率、彩度、明度ぐらいです。

実際にパラメーターの値ををいくつに設定して作ったのかを書きたかったのですが、値をメモするのを忘れてました(スミマセン)。わかる範囲で書いておきます。
まぁ、この値はキャプチャ環境や選んだステージ、衣装などによって、またどんな演出をしたいかによって変わってくるものなので、ここでの値はあくまで一例ということで参考程度のものとして見てください。


パラメーターの値は部分部分で変えています。最初から間奏の終わりまでは、VFlag=-10、傾き=-100、拡大率は20%ぐらいにしています。
この拡大率ですが、デフォルトの100%のものだと、線(パターンNo.は0にしています)が大きすぎてそのままではちょっと使いづらいです。

製作日記3-1 AnimEffect拡大率100-50-21
上から拡大率100%、50%、約20%

ですので、拡大率を下げています。なお、このプラグインを使ってみてしばらくはこの拡大率のパラメーターの存在に気づかなくて、自分でimgフォルダにある画像から75%、50%、25%にしたものを作ってそれで見た目がどう変わるのかを試していたので、実際には25%に縮小した画像のものをさらに80%程度に縮小したものを用いました。

間奏後の口元のアップと最後の笑顔のところは、拡大率とVFlagの値を大きめにしています。特に最後は背景が白いですが、抜いたわけではなくて、VFlagの値を大きく(ここでは5ぐらいに)したら勝手に抜けるのを利用しました…。

製作日記3-1 AnimEffect笑顔
この背景は勝手に抜けたんです…。


次にフレームレート(fps)について。このエフェクトは画質を手描き風にするものなので、普通の映像と同じようにフレームレートを30fpsのままにすると非常に違和感があります。というわけでフレームレートはわざと落とすわけですが、その値については実際に6,10,12,15fpsで試してみました。どれぐらいの値がいいかは見る人によってさまざまだと思いますが、自分はカクカクには見えないけど注視すれば不連続に見えるぐらいの値にしようと思い、12fpsにしました。10fpsのほうが動画を作成するのには都合がいいのですが…。

フレームレートと関係してくるのがエフェクトの更新間隔について。デフォルトだと1フレームごとにエフェクトがかかっていくようになっているので、12fpsでもエフェクトがかかりすぎなように見えます。というわけで数フレームごとにエフェクトを更新するようにするのですが、この値の決め方に関しては手描きイラスト風な、ARIA第1期EDの映像を参考にしました。


ようつべから。こっちのほうがニコニコにあるのより画質等がいいので。

調べてみると画像の切り替わりが1秒当たり5回程度だったので、今回はそれを参考にして更新間隔の値を3に(12fpsなので1秒当たり4回エフェクトが更新するように)しました。



最後にSP素材でのMAD作成におけるこのプラグインの利用について。
どうしても画質が問題になってしまうSP素材において、手書き風にすることで画質の問題そのものを無いことにしてしまうこのプラグインの存在はとても大きいものだと思います。しかしだからといって、画質の問題を解決するためにこのエフェクトをかける、という使い方はしないと思います。今回このエフェクトを使ったのは、今回作成した曲の演出に適していると思ったからですし、このエフェクトでの演出に適している曲もそんなに多くはない…というより曲の傾向が偏るので、以後のMAD製作でも毎回使うということはないと思います。
今後は部分部分の演出で使うことが主になるかなと思います。
それでもこのプラグイン、神ツールであることに変わりはないので、今後も使えるところでは積極的に使っていこうと思ってます。このプラグインを作成したnmlP、本当にありがとうございました!



次回は3作目の演出に関して書いていきたいと思います。

では。

(6/15 記事の一部の誤植を修正)
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製作日記 その2 「Run ~今日が変わるMagic~」

01:20

upしてからかなり経ってしまったのですが、自身の製作したMAD2作目、



について書いていきたいと思います。
前回の日記はかなりグダグダなことになってしまったので、今回は何点かピックアップして書きます。


▽選曲・アイドル選択
曲に関しては、今回はアクティブな曲で作りたいなぁと思っていたので、いくつか候補を挙げてその中から選びました。
選んだ曲は、覇王大系リューナイトの後期OP「Run ~今日が変わるMagic~」です。

アイドル選択に関しては、当初は声質から考えると律子かなぁと思い、当初は律子で作る方向で考えていました。作るにあたり、とりあえず今まで同じ曲で作られたのがupされているかどうかを調べてみたら、一つだけありました。それも律子の…。



それで、あえて律子で行こうかどうかしばらく悩み、そしてふと、「響はどうだろう?」と思いつき、せっかくSP素材で作るわけだし、響ならアクティブな曲の感じにぴったりだと思ったので、響で作成することにしました。


▽曲の編集
この曲の音源は持っていなかったので、こちらからお借りしました。ありがとうございます。

前回の曲は元サイズが2分ちょっとだったのでそのまま使えたのですが、フルだとちょっと長いので(他にも問題があるので)編集して短くしました。
この曲は一番のサビと最後のサビが同じなので、アニメOPサイズで作成することにしました(TVのOPとは若干違うところがあります)。

曲の編集にはSoundEngineを用いました。編集といってもやったのは曲の切り貼りだけです。しかし、つなぎ目が不自然だったりテンポがずれたりすると、目で見るもの以上に違和感を感じてしまうので、つなぎ目がわからないようにするように、曲の編集には気をつけました。
あと、音の大きさはオートマキシマイズで-15dB程度に調節しています。


▽振り付け
振り付けに関しては、前回あまり決めないで作り始めて痛い目を見たので、今回は振り付けを一通り決めてから作ることにしました。
前にこの曲で作成された方は、「私はアイドル」の振り付けで作成されていたので、今回はそれと、前回主に使った「魔法をかけて!」、あと振り付けでよく使われる曲「Relations」「ポジティブ!」「First Stage」を除いた曲の中から振り付けに使う曲を選びました。
それでAメロは「THE iDOLM@STER」、サビは「Colorful Days」で作ることにし、最後の部分は悩みましたが最終的には「おはよう!!朝ご飯」にしました。
細かい振り付けは、特にサビはなかなかしっくり来る振り付け方が定まらず、ここだけで数時間ノーマルPVを繰り返し見ながら考えました。結局比較的シンプルなものになりましたが、自分では結構気に入るものになったと思ってます。
Bメロの4分割についてですが、ここはこの曲で作ると決めた時から4分割にすることに決めてました。一つのメロディに同時に別々の振り付けを付けるなんてことはそうそうできるものではないので、ここは楽しんで作らせてもらいました。振り付けに使ったのは、Aメロの続きで「THE iDOLM@STER」、サビに続ける意味で「Colorful Days」、あと「思い出をありがとう」「Here we go!」です。

製作日記2 Run4分割1
左上:「THE iDOLM@STER」 左下:「思い出をありがとう」 右上:「Colorful Days」 右下:「Here we go!」


▽演出
今回の動画の見所はBメロの4分割だと思います(というかそこしかありません…)。それでも4つのダンスをただ流すだけではつまらないので、ここで時間差で順々にupの映像に(実際に使ったのは縦画面の映像)切り替わっていくようにしました。一見しただけではわかりにくいのですが…。

製作日記2 Run4分割2
左上→右下→左下→右上の順にup画面になるようにしています。

あと別のところでやった演出は、冒頭のロゴと、最後の曲名等を動かしたところぐらいです。

全体的に見てみると、やはり4分割のインパクトが強くなってしまって、他の部分がつまらなくなってしまったかなと思います。それと、トランジションの使い方がちょっと強引だったので、かけ方をもう少し考えたほうが良かったかなぁと思います。
振り付けを付けた状態(仮組みの状態)から、どう演出を付けていくかが、今後の課題です。


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今回の作品は前回よりもダンスシンクロをしっかりしようと思って作りましたが、結果としてはダンスシンクロをさせただけのものになってしまい、そこから何を伝えたいのか、という部分が欠けていたと思います。
今後はもう少し、作成した動画で何を伝えたいのか、といったことを考えながら作っていきたいです。


次回は3作目について、まずは手書きエフェクトについてから書きたいと思います。

では。

製作日記その1 「My Love」(3) 反省・感想他

23:04

先日書いた日記のようにして(長くてスミマセン…)作ってupしたのですが、ここではupしたあとに思ったことなどを書いていきます。

初めて作ったMADだし、SP素材だし、曲の知名度も非常に低いので、再生数は全然伸びないと思っていたのですが、予想していたよりもたくさんの方が見てくださり、マイリスト登録してくださる方も結構いて、とてもうれしかったです。意外だったのが、この曲を知っている人が結構いたということですね(もっともこの曲を知っているから見たという人の割合が多いだけなのかもしれないのですが…)。

動画の中身に関しては、ビギナーズラックだったかなぁとおもいます。先日の日記にも書いたのですが、曲の振り付けが後半びっくりするほどジャストフィットしたので、それが良かったのかなぁと思います。振り付けに関しては、シンクロして当たり前、さらにアイドルや曲の魅力を出せるようなものを作っていけたらと思います。画質が良くないSPでのMAD製作ではダンスが駄目だともうどうにもならないですし…。
また、このMADを作り始めた当初はダンスの切り貼りをすることだけしか考えていなかったのですが、NiVEではトランジションが簡単にかけられることを知り、それを利用したことで比較的すんなり見れるものになったのかなぁと思います。でもちょっとトランジションを使いすぎたかなぁというところもあるので、その辺は今後の課題ですね。


あと言及しておきたいのが、PSP特有の縦画面の使用について。
縦画面の特徴としては、
・頭の上から足の先まで全身が写る。ただし、手の振りが大きいモーションのときは手が画面の外にはみ出してしまう。
・実質正面固定カメラ。しかし、少しローアングルなので、ボーカルの衣装はちょっと使いづらい?。
・歌詞が付かない。
と、カメラが動いたり視点がランダムに切り替わってしまう他のカメラには無い長所(一部短所)があるので、縦画面を使いこなせれば、SP素材でMADを作るうえでは結構強力な武器になると思います。
今回は曲の終わりのほうの曲名等の表示をするときに縦画面を使用しました。

1作目縦画面
縦画面の使用はSP素材でMAD製作をする上での、画質の問題と同じくらいに重要な課題。

今回は普通に使いましたが、この先SP素材でMADを作っていく上で、縦画面はいろいろな形で積極的に使っていきたいと思っています(3作目は縦画面を活かした画面構成にしようということから全体の構成を考えました。これについては後日書きます)。


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こんな感じで自身のMAD一作目についてだらだら書いてきたのですが、今思うのは動画製作初心者の自分でも、なんとか形のあるものが作れるのだなぁということ(中身の良し悪しは別として)と、見ごたえのある作品を作るには、編集技術の向上やより効果的な演出ができるようにならなければならないし、そしてなにより低スペックのPC上でフリーソフトのみで、それもSP素材でMADを作っていくのはこの先かなり厳しいなということを思い知らされたり…と。
まぁ、でも少しずつ作品を作りながら技術力をつけて、さらに箱○や編集ソフト…その前にスペックのいいPCか…を(いつの日にか)そろえて、見ごたえのある作品を作れたらなぁと思っています。いつまで動画製作を続けるのかは今のところ未定ですが…。

自分の動画を見てくれる人は、ほんの数分でも貴重な時間を割いて見てくれているのだということを肝に銘じて、見てよかったなぁと思っていただけるような作品を作れるように、頑張っていきたいと思います。

今後もマイペースで(おい)作っていこうと思っているので、お暇なときに見ていただけるとうれしいです。


次回は2作目について書きたいと思います。

では。

製作日記その1 「My Love」(2) 編集

20:44

製作日記の更新が遅くなってすみません。できれば今週中に頑張って3作目までのを書きたいと思います(と言いつつ遅れるんだろうなぁ…)。

では、1作目(【ニコニコ動画】アイドルマスターSP 春香 「My Love ~勇気を出して~」 【MAD-PV】)の続き(今回は編集について)を説明していきたいと思います。かなり長くなりますが、最初なので結構細かいところまで書いていきます。


最初は録画したノーマルPVのmpgファイルを、MPG2JPGでAVIファイルへ変換します。インターレースは解除しないで、画像の黒い部分をクリッピング(カット)して480×270にした上で、AVIファイルに(圧縮コーデックはHuffYuvで)変換しました。

製作日誌1-2MPG2JPGの画像
MPG2JPGの画面。画像がぶれているのはインターレース解除をしていないため。

クリッピングをする際に、PSPの画面サイズである480×272から縦2ドットを削ったのは、画面の縦横比(正確には横縦比か)を16:9にして、このあと行う拡大処理でアスペクト比が崩れないようにするためです。
2ドット削る際には、上下1ドットずつではなくて下を2ドット削りました。これはあとでノーマルPVの歌詞を黒ベタで塗りつぶすときになるべく縦の幅を残しておくためです(上を削るとその分横に細長になってしまうので)。


次に、mpgからAVIにしたファイルにさらに処理をかけて、編集に使えるようにします。その処理はAviUtlで行うのですが、やることは、
①ファイル読み込みの際にfps(1秒あたりのフレーム数)を29.97から30に変換する(整数にしておいたほうがこのあとのNiVEでの編集作業が楽になる)。
②インターレースを「自動」で解除する。
③画面サイズを480×270から、(16:9での)ニコニコ標準サイズの512×288へ拡大する。
④画像処理を行う(今回はシャープフィルタを軽めにかけただけ)。
⑤上の処理を行った上でAVI出力(圧縮はHuffYuvで)。

ここで、画質の問題について私見を述べておきます。
SP素材でMADを作成する際の最大の問題点はやはり画質です。箱○に勝てないのは当たり前ですが、それでも画面サイズが小さいので、どうしても輪郭のジャギー(ギザギザ)が気になってしまいます。
ジャギーの除去に関しては、AviUtlのWarpSharpフィルタで滑らかにする処理を試している方がいらっしゃいますが、この方法はあえて用いませんでした。というのは、確かに滑らかにはなるのですが、問題点が二つほど、具体的には
・画像の輪郭近傍のグラデーションを削ってしまうので、処理後の画像がのっぺりしたものになってしまう。
・体の輪郭だけではなく、目や口と言った顔の部分まで1ドット以上削られてしまい、場合によってはキャラクターのイメージまで変わってしまう。

製作日誌1-2nowarmsharp
製作日誌1-2warmsharp
上:WarpSharpフィルタを通す前 下:WarpSharpフィルタを通したあと

といった問題があり、自分としてはこの処理をかけるぐらいなら元画像をそのまま用いたほうが良いと思うので、この方法は用いませんでした。
ではこの問題の解決策はないのかと言うと、無くはないです。…と言っても解決策というほどのものではないのですが、longカメラの映像はやはりかなりジャギーが目立ってしまうので、upカメラかmidカメラの映像を多く使うようにして、longはあまり使わないようにすることです(今回longのものは序奏で数秒程度しか使っていません)。まぁ、これも気休め程度のものなので、SP素材でMADを作るのなら、画質については目をつぶりましょう(おい)。


さて、話を編集過程のほうに戻します。
ここからやっと、作成したAVIファイルを実際に曲に振り付けていきます。
編集ソフトはNiVE(Nico Visual Effects)を使いました。アイマスMADを作るのはこれが初めてで、実際に作る前に数万もする編集ソフト(Premiere、Video Studio等)を買う勇気とお金が無かったし、もし買っても自分の低スペックPCでまともに動くのかどうかわからなかったので(体験版を試してすらいないのだが…)、フリーの編集ソフト(正確にはモーショングラフィックスソフト)であるNiVEを使いました。
NiVEは最初はとっつきにくいのですが、慣れれば結構使えます(というか、これ本当にフリーでいいの?と、使えば使うほどこのソフトのすごさがわかってきます)。
NiVEの導入方法や基本操作等については、NiVE Wikiを参照してください。

で、NiVEで編集を…と行きたいところですが、NiVEは音合わせが不得意ということなので、まずは使いやすさと止まりやすさに定評のあるWindowsムービーメーカーで一度組み立ててみることにしました。
…でも、ムービーメーカーでは速度調節が二倍か二分の一しかできないので、先にNiVEで速度調節(あとで説明します)を行ったAVIファイルを用意しました。

製作日誌1-2 mubimeka
ムービーメーカーで組んでいる画面。

実際にムビメカ上で組み始めて…いきなりAメロでつまずきました。振り付けをなかなかフィットさせられない…いきなり挫折するところでした(苦笑)。
結局は新たに録った別の曲のノーマルPVをあててその場をしのぎましたが、作り始める前に具体的な振り付けを決めてからやらないと駄目だなと反省しました…。
このようにしてところどころつまずきつつも、Bメロ後半から当ててみた「魔法をかけて」の振り付けが、まさに魔法をかけられたかのようにジャストフィットしたのにはびっくり!

そんなこんなで一応最後までできて、再生してまぁこんな感じでいいかなというのができたので、それを基にNiVEで改めて作成しました。「基に」と言っても、動画ファイルを出力して使ったのではなく、ムービーメーカーのタイムライン上の時間を参考に(百分の一秒単位でわかるので)して、改めてNiVE上で一から組み直しました。ムービーメーカーだと勝手にアス比を4:3にしてしまうし、出力ファイルのコーデックも良くわからない(恐らく画質は低下している)ので、あくまで一通り組んだものを一度見てどんなものか確認する、またNiVEが苦手な音合わせの部分を補うためにムービーメーカーを用いました。

…しかし、NiVEでもブツブツに切れるけど音再生ができなくはないということを次回作の作成前に知ったので、もう編集にムービーメーカーは使わないつもりです。よく止まるし。


やっとNiVEでの編集作業に入りますが、まずはNiVEでのダンスの速度調節について説明します。NiVEのこの機能を知らなければ恐らくはアイマスMADを作ろうとは思わなかったでしょう…。
ノーマルPVの振り付けをそのまま曲に合わせても、たいていずれます。ですので振り付けの速度を調節するわけですが、そのためにはまずは曲・振り付けの両方のBPMを計っておきます(これは前回説明しました)。
その次に、NiVEのタイムライン上に振り付けたいノーマルPVを追加します。
そうしたら、速度変更をしたいノーマルPVのタイムラインを右クリックして「デュレーションの変更」を選びます。

製作日誌1-2デュレーション変更
右クリックで出したポップアップメニューの中の「デュレーションの変更」を選ぶ。

そして画面の速度を、「曲のBPM÷ノーマルPVのBPM×100[%]」の値にします。

製作日誌1-2デュレーションのプロパティ
プロパティの速度の値(%)を変える。「My Love」(154.02BPM)÷「魔法をかけて」(149.96BPM)×100≒102.7%となる。

振り付けを速くするときはフレームが間引かれ、遅くするときはフレームが水増しされます。


このようにして速度変更を行ったものを、ムービーメーカーのタイムライン上での時間をもとに、1フレーム単位で合わせていきました。
一度ムービーメーカーで組んでいたので結構順調に作業は進んだのですが、途中で、画質が劣化してない?と思い調べてみたら、AVIファイルのHuffYuv圧縮でも画質は少し劣化してしまうらしいということがわかりました。気づいたときにはある程度組んだあとだったので、きれいに見せたいup画面だけ無圧縮のAVIファイルを作成しなおしして差し替えました。ただでさえ画質が良くないので、今後は極力無圧縮で作っていくようにしなければ。でもHDの容量がぁ…。


あと編集する上で忘れてはならないのが「トランジション」について。
トランジションとは、
「ビデオ編集する際に、カットとカットの間に挿入する切り替え効果のこと。フェードイン、フェードアウト、ワイプ、オーバーラップなど、さまざまな効果がある」(デジタル用語辞典より)
とあります。アイマスMADでは複数のノーマルPVの振り付けを切り貼りしているので、どうしてもつなぎ目が不連続になってそのまま再生すると不自然に見えてしまいます。というわけで、そのつなぎ目をトランジションでごまかします。
ここではNiVEでのワイプ(「元の画面に次の画面が割り込むようにして表示されていく映像効果のこと。……トランジションとしてよく利用される」、デジタル用語辞典より)のやり方について説明します。…ワイプの言葉の使い方あってるかなぁ…?ここでは、前の映像をフェードアウトさせながら下の映像を見えるようにしていく処理について説明します。

まずは二つの素材が重なるようにします(ここではEnc_まっすぐ01-midとEnc_First Stage-mid02)。

製作日誌1-2素材の重ね合わせ
ワイプをかけるところで二つの素材を重ね合わせる。

次に、タイムラインの上にある素材(Enc_まっすぐ01-mid)の▽エフェクト▽トランスフォームを開いて、ワイプをかけ始めるフレームの不透明度にキーフレームを打ちます(値は100)。

製作日誌1-2不透明度の設定1
ワイプ開始地点の設定。

そしてワイプのかけ終わるフレームのところにもキーフレームを打ちます(値は0)。
製作日誌1-2不透明度の設定2
ワイプ終了地点の設定。

そうしてから、先に打ったキーフレームをダブルクリックすると、二つのキーフレームの間が青(紫?)になります。
製作日誌1-2不透明度の設定3
区間内で不透明度が連続的に変化するようにする。

こうすると左のキーフレームから右のキーフレームまで徐々に不透明度の値が減っていくようになるので、
タイムラインの上の素材が徐々に透けて、下のタイムライン上の素材に徐々に移り変わっていくように見えます。

製作日誌1-2ワイプ
二つの画像が重なった状態。

NiVEは、ひとつのタイムライン上に複数の素材を置くことのできるほかの編集ソフトとは違い、ひとつの素材でひとつのタイムラインを使い、ワイプなどのトランジションをかけることによる時間のずれを気にする必要がないので、比較的簡単にトランジションをかけることができます。


このように振り付けの不自然なつなぎ目や、midからupへの視点の切り替えなどにトランジションを用いつつ、NiVE上で一通り組み上げました。
最後に歌詞字幕について述べます。

歌詞を付けたのは、今回作成したこの曲はあまりにも知名度が低いのであったほうがいいだろうと考えたから、また、歌詞を付けることによって、振り付けを付けただけともいえる単調な映像への演出のひとつとして使っていこうと思ったからです…。

製作日誌1-2歌詞
歌詞表示の設定。

やり方は、上の画像のように、ノーマルPVの歌詞の上に黒のカラーボックスを重ねて(ここでは説明のために不透明度を50%にしています)、カラーボックスにテキストエフェクトを追加して、曲の歌詞を付けました。
ちなみに、歌詞の切り替えのところで、前の歌詞をフェードアウトさせて一度消してから、次の歌詞を表示させるようにして、歌詞の表示が変わったということが一目でわかるようにしています。

歌詞を消すには他に、帯状のオーバーレイを重ねてその上に曲の歌詞を付けるという方法もあり、L4Uで歌詞を消せるようになる前はよくそのような方法がとられてましたが、その方法は自分はどうしても好きになれないので、画面は小さくなってしまうのですが黒ベタで塗りつぶす方法をとりました。

なお、歌詞のフォントには、フリーで使える「ほにゃ字」(http://honya.nyanta.jp/)を使わせていただきました。ありがとうございます。



以上で、編集についての説明を終わります。ものすごい長文になってしまって申し訳ありません。こんな長文になるのは今回だけだと思います(たぶん)。

次回はこのMADを作った反省と感想でも述べようかと思います。

では。

アイマスMADの新作「シンシア・愛する人」をupしました

06:26

アイマスMADの新作をupしました。



今回作成した曲は、岡崎律子さんの「シンシア・愛する人」です。

この曲は、「アキハバラ電脳組」第20話のED曲として使われたものです。
なお、音源は、岡崎律子さんのアルバム「おはよう」に収録されている別アレンジのものを用いました。

この動画の作成には、AviUtlの手書き風エフェクトプラグインを使わせていただきました。ありがとうございます。




この動画の製作過程に関しては、後日このブログに書きたいと思います。




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