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製作日記 その17 「ルーミス エテルネ」 (2) 背景② 風車

04:56

それでは続けて新作



に関して書いていきます。

今回は、動画に出てきた風車について。



以下、格納です。





アニメ本編を見たほとんどの方はこの曲を聞いた時には、風車が回る夕日を浴びた"希望の丘"を想像するかと思います。ですので、この曲で作ると決めたときにはもちろん風車が回る丘のシーンを入れることにしました。

問題は回っている風車の映像をどうやって作るのかということでした。サン・マルコ広場の3Dモデルを使うのだから、風車も3DのモデルでないかなぁとGoogle 3Dギャラリーを検索してみて、それでちょうど良さそうなモデルを見つけたのですが、風車の羽をどうやって回すのかというところで詰んでしまい、この問題の解決法が見つからなかったという理由から(他にも理由がありますが)、やよい誕生祭動画として作ろうとしていた半年前はこの動画の製作は見送りました。

そして9月に入ってからどうにかできないものかなぁと改めて調べてみたら、MMD上でのアクセサリ操作でなんとかなりそうだなぁという目処が立ったので、構想から半年近くたってようやく動画製作を始めたという次第です。


先ほど「ちょうど良さそうなモデルを見つけた」と書きましたが、さすがに細部(主に支柱)がアニメに出てきたものとの差異が大きかったので、ARIA3期公式ページのトップ絵等を参考にしてGoogle SketchUp上で編集しました。

製作日記17-1 SketchUp柱編集
風車の支柱部分の編集。細部を拡大するとかなり粗があるのだが(汗)、遠景でしか使わない予定だったので、ぱっと見で違和感がない程度に修正

そして、MMD上で風車の羽を動かすために、羽の部分と支柱の部分を別々にアクセサリデータとして出力しました。

製作日記17-1 SketchUp羽編集
風車の羽部分の編集。MMD上で羽を回すことを考えて、羽の中心を原点に持ってきてからアクセサリデータとして出力



次にMMD上で羽を動かすのですが、MMD上でアクセサリを動かすには、ダミーボーンを使います。以下、羽を回すやり方をざっと説明します。


(1) まずはモデル操作パネルでダミーボーンを読み込んで、そのうちの1つを選択。

製作日記17-1 MMDダミーボーン
ダミーボーンは15コあるが、真ん中のボーン(ボーン01)でおk

(2) 次にダミーボーンを回転軸上に持ってきます。

製作日記17-1 MMDダミーボーン位置設定
ダミーボーンをマウスでドラッグして回転軸上に持ってくる。いろんな方向から見て、ボーンの位置がずれてないか確認する

(3) モデル操作パネルでカメラ・照明・アクセサリを選択し、アクセサリ操作パネルで羽のアクセサリを選択ののち、ダミーボーンの動かしたボーンを選択します。そうすると羽がダミーボーンを置いた位置に移ります。

製作日記17-1 MMDアクセサリ操作パネルボーン選択
アクセサリ操作パネル上で、羽のアクセサリと回転軸上に動かしたダミーボーンを関連付ける

(4) 再びボーン操作に戻り、0Fのボーンのフレーム登録をしてから適当なフレーム(数十フレーム後)に移り、ボーン操作パネルの回転ボタンをクリックして、画像のアングルにしてから(このアングルが一番羽が思い通りの回り方をしてくれる)下の画像の黄色い部分をドラッグして羽を動かし、ボーン操作パネルのフレーム登録ボタンを押します。

製作日記17-1 MMDダミーボーン回転
おかしな回り方をしていないか確認しながら羽を回転させる

(5) 始点(0F)と終点(数十フレーム後)のフレーム登録が終わったら、再生パネルで再生してみてきちんと回っているか確認します。


以上のようにすれば、MMD上で羽を回転させることができます。

ちなみに始点と終点の間の回転角度が180度を超えると回転が逆になってしまうので、回転の方向を統一するためにフレーム間の回転角は180度以内にしました。
でもこれだと最大180度までしか回転できないので、数十フレームごとに上の操作を繰り返しました。

製作日記17-1 MMDダミーボーンタイムライン
数十フレームごとに同じぐらい回転させてフレーム登録する


フレームを複数登録して一定の時間羽が回り続けるようになったら、AVIファイル(アルファ情報あり)を出力します。
このようにして作った風車の映像をNiVEに放り込んで、"希望の丘"の映像を作りました。

実際の編集では、回転速度を変えた風車の映像を6種類用意して使っています。






以上で、羽の回っている風車の映像の作り方の説明を終わりますが、まぁかなり試行錯誤して何とか動かせたというのが正直なところです(MMDの使い方には慣れていないので…)。たぶんもっといい方法があると思うので、上の説明は参考程度に読んでいただければと思います。



今回の動画の背景には、3Dモデルの他に青空・夕焼け空や草原の画像を使っていますが、それらの画像は実は写真素材ではなくて、Terragen2というソフトを使って作ったものです。
そんなわけで次回の製作日記では、Terragen2を使った画像作成について書こうと思います。更新はちょっと遅くなるかもしれませんが…。


では。





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