--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

製作日記 番外編その2 ダンスシンクロについて

01:59

今回は、「風読みリボン」のダンスシンクロについて書いていこう…と思ってたのですが、書いていくうちになんか一般論になっていってしまったので(苦笑)、番外編その2としました。


以下、格納で。
MAD-PVにおいて、見ていて「合っている」かどうかを判断するとき、主に以下の二つの観点から考えていると思います。
一つ目が「振り付け」。手などの動きで歌詞の内容を表現できているときに、合っているなと感じると思います。
二つ目が「ダンスシンクロ」。ダンスが曲のリズムと合っていて、かつダンスを見ることで曲がリズミカルに聞こえるとき、ダンスがシンクロしていると感じると思います。

この両者について、自分の中では実は前回の日記(「風読みリボン」の振り付けについて)を書くまではあまり明確な区別をしていませんでした(苦笑)。とりあえずここでは、

・振り付けは歌詞に合わせることに重点を置いたもの
・ダンスシンクロは曲のリズムに合わせることに重点を置いたもの

として考えます。



振り付けに関しては前回の日記で書いたので、以降ダンスシンクロについて書いていきます。


ダンスシンクロというのだから、ダンスを曲のリズムに乗せればいいという話なんですけれども、これが意外と難しい…。
自分の過去の作品を今見ると結構ずれているなぁと思うものもあるし、有名Pの10k再生は軽く行っている作品でもずれているかなと感じるものもあったりするぐらいなので、ダンスシンクロはMAD-PVを作るうえで結構難しい問題だと思います。

ダンスシンクロに関しては、MAD-PVを作るたびに試行錯誤の繰り返しで、「こんなやり方がいい」みたいなことは書けませんけど、ここではとりあえず自分がどのようにダンスシンクロをさせているのかについて説明していきます。


まずはBPM Analyzerで、作る曲とノーマルPV曲のBPMの正確な値を出しておきます。

製作日記6-3 BPMAnalyzer
BPM AnalyzerにwavファイルをドラッグしてBPMを出す

ここで出した値をもとにして、編集時にダンスの速度調節をします。曲と振り付けのBPMがぴったり合うことはほとんどないので、この作業は必須です。NiVEでのやり方は以前の日記で説明しているので、興味のある方はそちらを参照してみてください。


BPMを出した上で、仮組みで振り付けを付けていくのですが、ここでは振り付けを決めることを重視して、ダンスシンクロはある程度合っていると思う範囲内で合わせていきます。この段階で正確に合わせようとすると結構神経を使って疲れてしまうし、ここで合わせてもあとでトランジション処理等でずらさざるを得なくなることもあるので…。

振り付けを付ける上で気をつけていることは、「曲の一拍目とダンスの一拍目を極力合わせる」ということです。ダンスが曲のリズムと合っていても、曲の二拍目にダンスの一拍目を合わせたりするとけっこう違和感を感じることがあるので、特に理由がないときには極力両者を一拍目で合わせるようにしています。


仮組みの段階ではだいたい合っていればいいと書きましたが、本組みではもちろん正確に合わせていきます。この「正確」というのが難しいのですが…。
とりあえずここでは、自分が正確に合わせるために気をつけていることを述べておきます。

曲とダンスが合っているように見せるには、両者の拍の頭を合わせることが重要だと思います。拍の頭という表現はちょっとわかりづらいのですが、要するに、拍を「いち、にー、さんー、しー」と数えたときに、「いち」の「い」の頭で合わせるということです。曲のカウントの「ち」のところにダンスのカウントの「い」を合わせても、合っているようには見えません。これをわかりやすく書くと

----------------------------------------

いち にー さん しー  :曲の拍のカウント
 いち にー さん しー :ダンスの拍のカウント

これだと曲とダンスが合っているように見えないので、

いち にー さん しー  :曲の拍のカウント
いち にー さん しー  :ダンスの拍のカウント

と、拍の頭をしっかり合わせる


----------------------------------------

こんな感じになると思います。
拍の頭を合わせないと、場合によっては振り付けが全く合っていないように見えることもあるので、ここは時間をかけてじっくりあわせています。

拍の頭を合わせる上で問題になるのが、拍の頭の捉え方だと思います。曲の拍の頭は聞けばだいたいわかりますが、ダンスのほうはノーマルPVを見てもよくわからないことが多々あります。
これに関しては、「手の振りが伸びきったところ」とか「足のステップを見て」など、人によってさまざまな拍の頭の捉え方があると思います。自分は「振り付け全体を見て拍の頭と思うところ」を拍の頭にしています…なんて言い方ではよくわからないですね(苦笑)。
ノーマルPVを見ただけでは拍の頭を捉えきれないとき(というよりほとんどの場合正確に拍の頭を捉えられていないので、本組み作業の際に)は、実際に曲とダンスを合わせてみて、ぴったり合っていると思えるところまで、ひたすら1フレーム単位でのトライアンドエラーを繰り返しています…。
基本的に腕が伸びきったところで合わせればだいたい合うのですが、振り付けの動きによっては動いてる途中の地点に拍の頭を置いたほうがしっくり来ることもあるので、こればっかりは合っていると思えるまで根気よく合わせていくしかないと思います…。



以上、ダンスシンクロに関して書いてきましたが、これではあまり参考にはならないですかね(苦笑)。

ダンスシンクロは地味な作業なんですが、MAD-PVの出来はダンスシンクロの良し悪しで結構左右されるものなので、見ていて気持ちのいいダンスシンクロと思ってもらえるようなものを作っていけるように、今後もより一層精進していきたいと思います…って、前回の日記とまとめ方が同じだし(汗




次回は「風読みリボン」のカメラワークについて書いていきます。

では。





コメント

  1. たろう | URL | -

    解説乙です!
    前回の振り付け編と合わせて読ませていただきました。。。

    > 有名Pの10k再生は軽く行っている作品でもずれているかなと感じるものもあったりするぐらいなので
    個人的にはダンスシンクロには人それぞれ好みのタイミングが
    あるのではないかと思っております。 が、万人にうけるシンクロ動画も
    たくさんあるようにも思いますので、多くの人が好むポイントはどこかに
    潜んでいるのかなーと。。。w

    > BPM Analyzer
    ちょこっと質問・・・
    これ小数点以下も含めて計算してますか?
    私は気まぐれで変えたりするのですが、半端な数字が
    あまり好きでないので、四捨五入してから計算したりすることもあります。

    > 拍の頭を合わせることが重要だと思います。
    あ!以前おっしゃっていた拍っていうのはこのことだったんですねw
    やっぱここで個人差がでるような気がします。
    ノーマルPVを音付きで並べるならきっちりと合わせられそうですけど、
    私はダンスのモーションのみで合わせるので、もし誰かが同じような形式で
    やったとしても、視覚、聴覚の感覚的な差が出てしまいそうです・・・。

    後、どうしても合わない時は振り付けをいくつかに切り分けて
    ひとつひとつ速度調節したりすることもありますが、
    大抵めんどくさくてそのままにすることが多いですね orz


    シンクロはこだわりだすとかなり大変なものになっちゃいますけど、
    ぴったり合ったときの感動はアイマスMADの醍醐味ですよねww

  2. 藪柑子 | URL | WaX/Ljjs

    >個人的にはダンスシンクロには人それぞれ好みのタイミングがあるのではないかと思っております。
    自分も合っているかどうかの判断は、見た人それぞれの自由だと思います。ただ、作る側としては、なるべく多くの人に合っていると感じてもらえるような作品を作れるようになるために、ときには自分の過去の作品や他の方の作品を客観的に見てみることも大切なのではないかとは思ってます…。

    >これ小数点以下も含めて計算してますか?
    BPM Analyzerは小数点以下2位まで値を出してくれるので、自分はその値をもとに、NiVEの設定で使うパーセントの値{作る曲のBPM÷ノーマルPVのBPM×100[%]}を小数点以下第1位まで出してます(例: 98.5%、112.0%など)。有効数字がばらばらですけど(苦笑)、実用的なものとしてはこれくらいの精度で十分かと。

    >やっぱここで個人差がでるような気がします。
    個人差というよりは個性が現れるのかなと思います。拍を合わせるというのはあくまで自分のやり方なので、ここは感覚で合っていると思ったもので作っていけばいいのかなと思います。

    >振り付けをいくつかに切り分けてひとつひとつ速度調節したりすることもありますが
    透-架Pのシンクロ講座のやり方ですかね。自分はそこまではやりません…ダンスの速度の調節をしなければ合わなさそうなときには、その振り付けを諦めて別のものにしちゃいますので(苦笑)。

    >ぴったり合ったときの感動はアイマスMADの醍醐味ですよねww
    ですよねwww
    ダンスシンクロをさせていく作業は大変ではあるけれども、うまくはまったら、それだけで作ってよかったなぁと思えますね。

コメントの投稿

(コメントの編集・削除時に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

Trackback URL
Trackbacks



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。