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製作日記 その12 「フラッパーガール」 (2) 演出

18:30

毎度遅くなってしまってスミマセン…。



の、演出解説を書いていきます。
編集過程についても何かしら書こうと思ってたのですが、特に書くことがなさそうだったので今回は演出解説のみです。




例のごとく長いので、以下格納。




細かい演出解説を書いていく前に、まずはL4Uのカメラのおさらい(詳しくは製作日記 その6 「風読みリボン」 (3) カメラワークでも画像付きで書いているのでそちらも参照してみてください)。

L4Uのカメラには、up視点(4種類)・mid視点・long視点と固定バグ視点・superlong視点(2種類)と、さまざまな視点があります。さらにトリオのup・mid視点では、1st・2nd・3rdの指定もできます。

今回の動画を作るにあたり、これらの視点をどういう基準で使い分けていったのかを簡単にまとめておきます。



・up視点
主にアイドルの表情を見せたいときや、ビシッと決めたいところで使用。
ただ映るのが上半身のみで体の動きがわかりづらいので、手足の動きを見せたいときにはあまり使わない。逆に動きが少ないところのつなぎに使うということも。


・mid視点
upとlongの中間なので、汎用性がある。なので、upとlongとの兼ね合いで全体のバランス調整に重宝する。
ただトリオだと、左右の二人が中途半端に途切れたりするのでイマイチ使いづらい…。


・long視点
表情がわかりづらいのだが、全身が映るので、動きの激しいダンスを見せたいときにはこの視点で。あとトリオとの相性も良い。


・固定視点
BB抜きで背景を自前で用意するときには重宝する視点だが、それ以外ではカメラの動きがないのでいかんせん使いづらい…。今回の動画でも使ってません!


・superlong視点
カメラがかなり遠くに離れてしまうので、ステージ全体を映したいときに。あと振り付けにあまり注目してもらいたくないときにも使える。




今回の動画はトリオ&ダンスシンクロメインなので、long視点を基準にして、その上で「この部分はこの視点で」というのをいくつか決めて、あとは前後や全体のバランス・振り付けのつなぎ(振り付けが不連続になるところはなるべく視点を変えています)を考えてどの視点にするのかを決めました。






それでは頭から順に演出解説を書いていきます。ちなみに編集中は便宜上各セクションをAメロ・サビ等の名称を使ってましたが、多分間違ってると思うので(汗)、時間表示も併記しておきます。別窓で動画を再生しつつ見ていただくといくらかわかりやすいかと思います。


▽冒頭(0:00~0:12)
ロゴを透過させながら拡大してアイドルたちを登場させています。

製作日記12-2 冒頭
冒頭でロゴを表示するというワンパターンっぷりは今回も健在(笑)

ロゴの表示時間はもう少し長くても良かったかもしれませんね…。


▽Aメロ(0:12~0:23)
mid視点をベースにして、途中でsuperlong視点を挟んでいます。

製作日記12-2 Aメロmid視点
long視点でもよかったかもしれないけど、3人が画面内に収まってくれているのでmid視点で

製作日記12-2 Aメロslong視点
この部分の振り付けは正直微妙なので、superlong視点(横移動カメラ)でごまかしている

Aメロ最後の部分の腰を振る振り付けは、up正面視点で強調してみました。

製作日記12-2 Aメロラスト
mid視点でもよかったかもしれないが、直前のカメラ視点がmidなので…


▽Bメロ(0:23~0:34)
long視点のあとでup視点へとつないでいますが、up視点の左右にカメラが動くこの場面は、3人それぞれのup視点を使って作ってます。

具体的に説明すると、まず伊織1st・春香2ndのデュオでそれぞれup正面視点の素材をキャプチャし、それを画面の左右に並べる形で配置します。

製作日記12-2 Bメロ伊織春香デュオ
ただ並べているだけなので、真ん中は当然不連続になる

美希はBB素材を抜いて

製作日記12-2 Bメロ美希BB抜き
美希は「半透過マット法(仮)」で抜いている

それをうしろのつなぎ目の上にかぶさるように配置します。

製作日記12-2 Bメロ美希半透明
美希のBB素材を中央に配置することで、見せたくないところを隠している

こうすることで、up正面視点の映像を実質横に2倍の長さにすることができます。

あと、ぼかし処理を加えることで、遠近感を出してより自然に見えるようにしています。

製作日記12-2 Bメロup視点
前作の千早の動画でも使った手法。こういう演出ができるのは実はBB素材の隠れた長所?

この演出は、個人的にはけっこう気に入ってます。


▽Cメロ(0:34~0:44)
ここからの振り付けはしばらく「THE IDOLM@STER」になります。

ちなみに、ここからサビ後半の途中までの美希のポジションは3rdです。「THE IDOLM@STER」はトリオの位置関係がコロコロ変わるので、急に場所が入れ替わることのないように1st・2nd・3rdの組み合わせを調整するのがけっこう面倒でした。(この記事を書く直前で気付いたのだけれども、後半で1か所編集ミスしてます(詳しくは後述))

製作日記12-2 Cメロmid視点
この部分をmidの美希視点(3rd)にすると画像のような面白い構図になる

製作日記12-2 Cメロサビ直前
3つのup視点を使ってサビ直前の盛り上がりを演出。ここはうまくはまってくれたのではないかと思っている


▽サビ(0:44~1:07)
サビ後半の途中まで「THE IDOLM@STER」のサビの長回しで、最後のほうは同曲のAメロにつないでいます。この部分は画質が多少粗くなってでも動かすべきだったかなぁと今になって思います…。

製作日記12-2 サビlong視点
この部分の振り付けを曲のリズムに合わせるのがけっこう大変だった…というか、原曲の時点で振り付けと曲のシンクロが微妙にずれているような気がするのだが…?


▽移行部?(1:07~1:18)
前半は「ポジティブ!」の間奏の2nd・3rdの振り付けを、後半は「THE IDOLM@STER」のAメロの途中からです。前半は色調補正をして(正確には紺色のカラーイメージを不透明率30%で上からかぶせて)います。

製作日記12-2 移行部前半
元の素材は照明がオレンジ色なのだが、前後の部分の色調に合わせるために半透明の紺色のカラーイメージを上にかぶせている


▽間奏Aメロ(1:18~1:29)
振り付けは前の部分から続けての長回しですが、long視点のみだとさすがにだれてしまうので、3人が順番に体をクルッと回転させるのに合わせてup正面視点の映像をカットインで挿入しています。

製作日記12-2 間奏Aメロ
思いつきで入れた演出にしてはうまくはまってくれたかも…


▽間奏Bメロ(1:29~1:40)
up視点の映像の上下もしくは左右をカットして、ドラム音に合わせて点滅させています。また、点滅部分の映像を「Stop The World」エフェクトで止めることにより、連続写真風に見せています。
名前をローマ字表記で入れたのは、入れたほうが雰囲気が出るかなぁと何となく思ったからというのと、上下(or左右)をカットした映像だけだとちょっとさみしいかなと思ったからです。

製作日記12-2 間奏Bメロ
カッコイイ演出にしたつもりだが、他の部分と比べるとちょっと浮いちゃったかも…?

ここは最初からドラム音に合わせて点滅させるつもりでしたが、こういう演出にしたのはほかにも、

・ここで使おうと思っていた振り付けが正直微妙…
・編集の都合上振り付けがけっこうとぎれとぎれになってしまって、ふつうに使うと不連続さが目立ってしまう

という裏事情があったりします…。


▽間奏Cメロ(1:40~1:50)
ここからの振り付けは「ポジティブ!」無双です。この振り付けを前半のサビ前ではなくてこっちに持ってきたのは、サビ直前の盛り上がるところをビシッと決めたかったから!
途中のカットインもうまくはまってくれましたね。

製作日記12-2 間奏Cメロカットイン
ここも思いつきで入れた演出だったり…

製作日記12-2 間奏Cメロラスサビ直前
ビシッ!


…ちなみにここで大ポカをやらかしちゃってます。

製作日記12-2 間奏Cメロ編集ミス
痛恨の編集ミス…orz

上の画像を見てもらえば分かる通り、伊織と春香の立ち位置が逆になっちゃってます
というわけで、修正(&画質向上)版をzoomeにupしました。1か所修正しただけのものをニコ動に再upするのもどうかと思うのでzoomeのほうで…。

フラッパーガール(修正版)



▽ラスサビ(1:50~2:13)
ポジティブのサビの振り付けを、long視点をベースにしてところどころmid・up視点にしています。
ポジティブのサビの振り付けのカッコよさは今更言及するまでもないでしょう。ただ1か所だけ振り付けそのものを差し替えています。

製作日記12-2 ラスサビポジティブ元振り付け
サビの最初のほうの両腕を左右交互に振る振り付け。この振り付けだけはどうしても違和感があったので別の振り付けに差し替えることに。美希ソロで作るのを断念した一番の理由は、この部分の対処法が思いつかなかったから



製作日記12-2 ラスサビポジティブ差し替え後振り付け
腕をうしろに回す振り付けに差し替え。また、この振り付けを視点を変えて繰り返すことによって、ここで動きを一度停滞させて後半を相対的にダイナミックに見せる効果も狙っている


▽ラスト
曲の終わり(ほんとうはもう少し続くのだけれども、尺の都合上早めに曲のほうをフェードアウトさせています)に合わせてポーズをビシッと決めて、そのままアイドルをシルエット表示にするとともに曲名等を表示しています。

製作日記12-2 ラスト
ビシッ!

製作日記12-2 ラストシルエット
おてんば娘たちアイドルを決めポーズのシルエットにしつつ、曲名を表示

最後をシルエット表示にしたのは、カッコイイ決めポーズでラストを飾るためというのももちろんありますが、「ポジティブ!」の振り付けはこの決めポーズの後すぐに間奏に入ってしまうので止めざるを得ない&ふつうに止めると違和感がありまくりなのでその違和感をなくすためという理由もあります。

また、カウガールの衣装はカラフルな分ふつうに抜くとどこか色落ちしてしまうので、トラックマット用のアルファチャンネルを半透過マット法(仮)で作るためにブルー・グリーン・グレーの3種類&3人分のBB素材を使ってます。この動画を作り始めた当初はこんな面倒くさいことをするつもりはなかったんだけどなぁ…。

あと、曲名は本来はカタカナ表記なのですが、カタカナはさすがにどうなの?というのがあり、またこの動画の中間部分の名前の表示もローマ字表記にしたので、それに合わせるためにアルファベット表記にしました。






伊織誕生祭向けの動画は、未だに演出の方向性が決められなくて製作に入れそうもないので、しばらく製作は保留ということにします。作る気はあるんですけどね…ホントすみません…。

あと、亜美真美誕生祭動画も作る予定はあったのですが、こちらは選曲がKAKU-TailDSの某作品とかぶってしまったので、作るとしても相当先のことになると思います。

…てなわけで、次回作はハルカニ'10向けのものになります。こちらは遅刻は絶対できないので、早め早めに作っていきたいと思ってます…。



では。


コメント

  1. にゃんこD | URL | SFo5/nok

    毎度のことながら隅々まで考えられていて凄いです。
    割とノーマルPV的かな?と思いつつ感じていた(いい意味での)
    違和感の正体は、こういった丁寧な作業の結果だったんですね~。
    解りやすくて参考になる解説ありがとうございました!
    自分ももう少し頑張ろう…。

    そういえば藪柑子さんはTwitterとかはされていますか~?

  2. 藪柑子 | URL | SZGktgZg

    >>にゃんこD
    コメント、どうもです。

    Twitterはやってないですね。
    でも今はほとんどの人がやってるみたいですからねぇ…そろそろTwitterの導入を検討してみようかなぁ…。

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